波のない時や波待ち時に役に立つのがサーフスケート。
みんなで休憩がてら駐車場で遊べるし、
感覚をつかむ練習にもなるスグレモノである。
気分転換に普通のストリート用のスケボーで遊ぶにも良いが、
より波乗り時のターンの感覚に近いサーフスケートを使って練習をするのは一石二鳥にもなるし、
何よりオススメである。
一口にサーフスケートといっても、
自分の普段乗っている板と同じように、様々な長さがある。
特に感覚に関わるものでもあるので、今回はその選び方や代表的なブランドを紹介していく。
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初心者の選び方
まずは形から見て欲しい。
普通のストリート用デッキと比べて長いのが特徴だ。
また、ポイントとしては、
- 普段はショートボードなら35インチ
- 普段はファンボードなら38インチ
- 普段はロングボードなら40インチ
を目安にデッキを選ぶのが良いだろう。(※デッキ=板のこと。)
また、長く、重くなるにつれてスピードが出やすくなる反面、(いわゆるロンスケ)
ターンをする時に描く弧は大きくなる。
要は大回りをしないと後ろ側に向けないのだ。
また、デッキ自体の厚みもしなりや安定感に関わるので。
初心者はなるべく長めで重く、デッキ自体に幅があるものを選ぶと安定感があり、
ライディングしやすく感じるだろう。
初めから好みのパーツを組んでカスタマイズするのも良いが、
1本目はコンプリートデッキという、完成された物を買うことをオススメする。
ここらへんはサーフィンのボード選びにも似ているところなので、
遠慮せずショップスタッフに聞いてみよう。
初心者にオススメなデッキはコレだ!
1,TRY WHEEL
3個のウィールに、まさしくショートボード型のデッキ。
乗り心地は他のどんなサーフスケートよりもサーフィンの感覚に近いこちら。
普段普通のスケボー経験者だと戸惑うかもしれないが、陸トレには最も適している乗り心地と言えるだろう。
2,WOODY PRESS
コチラは「スラスターシステム」呼ばれる、ウィール接続部分のトラックが、波乗り時の動きのように、
腰から膝にかけて振り子のように動かすことにより推進力を得られるようになるシステムを搭載したモノだ。
サーフスケートといえばこのシステムを搭載したモデルがほとんど。
デッキは短めだが、価格も控えめ、とりあえず入門用にもってこい。
3Gravity
安定感もあり、サーフィンの挙動を忠実に再現しているモデル。
バランスが良く、取り回しもそこそこの大きさである。
ハイクオリティを実現しつつ、コストパフォーマンスに優れるモデル。
おわりに
一本は持っていたいサーフスケートだが、
一度癖がつくとなかなか修正ができないサーフィンのスタンスをしっかりとしたものにするために
より多くのデッキに触れてみることを強くオススメする。
サーフィン時のラウンドとラウンド間のブレイクタイム時、
なかなか海まで行けない時、
仲間と、集中して一人でと、あらゆるシーンで役に立つサーフスケートを始めてみよう。
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