現代は新幹線に乗る感覚で海外に行ける時代になった。
グアムやらセブ、バリ島なんかのリゾートに時期にもよるが4万円も払えば行けてしまう。
ちょっと連休でも取れれば、金曜の昼間はガッチリ働いて、土曜の昼にはローカルのマーケットでビンタンでも飲みながらナシゴレンをワシワシとかき込めている。
そんな便利な時代にみんながこぞって使うのはLCC、格安航空便と呼ばれるモノである。
だがこのサービス、格安の理由はご存知の通り。すべてにおいてシンプルだから成り立つサービスなのである。
肌寒いときに使いたいブランケットや、暇つぶしに使えるモニター。
ちょっとでも喉が渇こうが、お金を払わんヤツには何も出さんよっていうスタイル。
逆を言えば、オプションとして自分の必要なモノに対して支払いさえすれば、欲しいサービスは全て手に入るという仕組みである。
現代社会において、このシステムは非常に合理的であるように思える。
安けりゃいいんだよっていう人であればそのままでいいし、さすがに飲み物くらいは欲しいよなって人であればドリンク代を払えばいい。
全ての人に行き届いたサービスがおもてなしとされてきた概念を、顧客一人ひとりがカスタマイズできる時代になった、ということだ。実に現代的な概念であるといえよう。
LCCはめちゃめちゃ安いのが特徴だが、めちゃめちゃ混むのも特徴の一つではないだろうか。
リクライニングもあまり効かないあの空間、苦痛な人も多いはず。
そんな人に朗報である。
エアアジアにはクワイエットゾーンと呼ばれるエリアがある。
シーッ…静かで快適なくつろぎの機内空間をお望みのお客さまのために、
エアアジアXではすべてのフライトに新しく「クワイエットゾーン」を設けました。
事前予約ならびに座席指定を受付中ですので お早めにどうぞ。
クワイエットゾーン」とは?
クワイエットゾーン」は機内前方、7列目から14列目までに特別に設けたエリアです
乳幼児、10歳以下のお子さま連れのお客さまはクワイエットゾーンをご予約いただけ ません。クワイエットゾーン」の利点は?
- ノイズを最小限に抑えた静かな空間
- プレミアムシートの右側後方に位置しています。
特別な照明を使用
誰が利用できるの?
- 10歳以上のすべてのお客さまにご利用いただけます。
- 乳幼児を含む10歳未満のお子さま連れのお客さまにはご利用いただけません
「クワイエットゾーン」を利用するには?
予約手続き中にご希望のお座席をご予約いただける他、予約の管理からも実行できます。また、ウェブチェックインの際や空港のチェックインカウンターでもお座席の予約が可能です。各便により状況は異なりますので、空席になっているお座席のみご利用いただけます。詳細情報につきましては、当社の料金および手数料ページをご覧ください。
引用:エアアジアHPより
カウンターでチェックイン時、追加で3000円ほどの手数料を支払うことにより、このようなサービスが受けられる。
ちなみに10歳以下の子供は使えません。
ちなみに、早朝の便でなくてもガラガラ率は高い。
基本的に静かなことを期待して支払ってまでこの席に座るため、静かで快適に過ごす事ができる。
また、3列シートを一人で座って横になる事も可能だそうだ。(※個人の良心に基づき行ってください)
以上のことから、居住空間自体の快適さを求めるのであれば、試してみる価値はないだろうか。
ちなみに、クワイエットゾーンはエアアジアが行っているサービスであるため、マレーシアをはじめとした他のエリアに行く際も同様に使うことができる。
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