お手軽な引っ越しなら業者に依頼をするのがおすすめだ。
荷物の運搬搬入もプロに任せておけば手間がなく、単身で人手がない時の頼れる存在と言える。
問題はどこの業者に依頼をするのかということだが、よく比較をした上で決めるようにしよう。
後から「よく選べば良かった」と、泣かないためにも手間を惜しまないことが大切だ。
単身におすすめの引越し業者5社比較
特におすすめの引っ越し業者5社を紹介していこう。
いずれも名のある会社で名前くらいは知っている人が多いはずだ。
ひとつは、業界大手のサカイ引越センターだ。
専門会社として毎年多くの引っ越しを手掛け、技術の高さはもちろん、接客の質にも定評がある。
単身パックを利用した場合の料金相場は、1~10万円程度で、比較的良心的な料金に感じる人が多い。
アート引越センターも業界大手として君臨している業者だ。オン・オフのシーズン問わず、引っ越し作業をしている様子を見掛ける業者ではないだろうか。
料金相場は2~12万円程度と特別安いわけではないが、有名どころゆえに選択するユーザーも多いようだ。
続いて挙げられるのがクロネコヤマト。
宅急便でお馴染みだが、引っ越しも依頼することが可能だ。
多くの人が馴染みを持っているからか、厚い支持も得ている。
2~13万円が料金相場と考えておこう。
日通もおすすめの選択肢のひとつだ。
総合物流企業としてのネットワークを活かした高品質のサービスを提供してくれる。
こちらも2~13万円ほどの費用で見ておくと良いだろう。
最後に紹介をするのが赤帽だが、この業者は他と毛色が違っている。
軽トラサイズの専用車を利用し、近距離引っ越しをメインにしている。
作業をすべて任せるというよりも、依頼主の手伝いをしてくれる存在であり、自分でも荷物を運ぶ必要が出てくるだろう。
その分、料金は安く、1~8万円程度が相場となっている。
引っ越し業者を選ぶポイント①複数社に見積もりを取る
選び方のポイントとしては、複数社からの見積もりを取ることだ。
「面倒だから適当なところで良いっしょ」
などと考える人もいるかもしれないが、そのような思考でいると損をする可能性が高い。
実際に提示される料金は業者によってかなり差が付くことが多く、何万円も違ってくることなどザラだ。
少しの手間で最安のところが分かるのならば、比較をしない手はないと言えるだろう。
それに相見積もりを取ることで、業者同士を競わせることが可能だ。
他社がもっと安い見積もりを出した場合、顧客獲得のためにその金額よりも安値を提示してくれることもある。
これが、一社だけにしか見積もりを依頼しない場合だと、そうした競合が生まれず、本来ならもっと安く利用できるところ、そのチャンスを逃してしまうことになるのだ。
状況にもよるが、
「〇〇社さんは〜できるって言ってたなあ」
など相談してみるのもアリかもしれない。やるなら自己責任で…
なお、複数社の見積もり集めなら、一括査定を利用するのがおすすめだ。
チマチマと各業者と相談をするのは大変だが、このツールを活用すれば一発で安いところが分かる。
面倒なことが苦手な人でも手間に感じないはずだ。
引っ越し業者を選ぶポイント②荷物の保障内容を確認する
引っ越しは単に荷物を移動できれば良いというわけでもない。
大事なのは、安全に荷物を運ぶことであり、破損や紛失などが起こってしまうのは避けたい事態だろう。
とはいえ、意図せずそうしたトラブルが発生してしまうケースが意外と多く、「自分の時はきっと大丈夫」と、根拠のない自信を持つのは注意が必要と言える。
もしもの時のこともよく考え、保障内容についてしっかりと確認しておくようにしよう。
基本的にはどこの会社も保険に加入して荷物保障を用意しているが、その内容にはややバラつきもある。
よく確認をせずに決めてしまうと、いざ補償を受けたいと思っても
「全然使えないじゃねーか!」
という羽目になる。
保障について比較をする際には、上限額が気にされがちだが、どんな時に適用されるのか、どういった場合は対象外となってしまうのか、などをよく確認をしておこう。
依頼者自身でも内容を確認しておかないと、無用な揉め事を勃発させてしまうかもしれない。
「ちゃんと書いてありますよ」
と一蹴され恥ずかしい思いをしないためにも、隅々まで目を通しておくのが肝要だろう。
引っ越し業者を選ぶポイント③口コミや評判を確認する
安心のできるところに依頼をするには、実際に利用した人たちの感想を参考にしてみるのが手っ取り早い。
もちろん、会社としての信頼性などをリサーチすることも大切だが、表面的な情報ばかりをチェックしても、現場でのサービス品質まではなかなかジャッジすることはできない。
そこに依頼をした人たちは、満足をしているのかどうかを調べた方が見極めにも役立つのではないだろうか。
したがって、口コミや評判にはよく目を通しておこう。
荷物は丁寧に扱ってくれたのか、スタッフの対応は良かったのか、見積もりはどのくらいだったのかなど、細かくチェックしてみることが望ましい。
とはいえ、あくまでも個人の感想にしか過ぎないということも理解しておこう。
それに、同じ会社でもエリアが異なれば、担当する人も質も違ってくる。
あまり全てを鵜呑みにして信用をしてしまうのも注意が必要だろう。
しかしながら、大手を利用すればそこまで大きな失敗に繋がることは少ない。
有名どころは社員教育もしっかりとされており、一定の水準は軽くクリアしてくるはずだ。
単身引っ越しはファミリーでの引っ越しと比べると安上がりに済むことが多い。
しかし荷物が多い、移動距離が長い、混雑時期などの場合は、それなりのコストになる可能性も十分にある。
「できるだけ安い方が嬉しい」
そんな希望を叶えるためにも、よく料金を比較しながら選ぶようにしよう。
併せて保障や信頼性なども踏まえて判断をすることで、安心の引っ越し業者を選択しやすくなるはずだ。
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